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肺がん末期患者のアロマトリートメントによる看取り 

肺がん末期患者Kさんは45歳の男性。

4年前に肺がんに罹患し、2016年9月に末期状態となり、

本人の希望でアロマトリートメント&リフレクソロジーの施術を1時間ほど行った。

ひどい咳のために呼吸苦があったが、施術中は殆ど咳がでなかった。

Kさんの腹直筋は、咳のために緊張しアスリートのように割れていた。
それほど、辛い咳であった。

その後、Kさんは緩和ケア病棟に入院したが、アロマ施術を最期まで希望された。

施術4回目の11月4日、
「いつもと同じようにしますか?」と尋ねるとうなずかれたので、
頭皮➡顔➡デコルテ➡背中➡上肢➡腹部➡下肢の順に約60分施術した。

Kさんは独身で、母親といつも冗談を言っていたが、

この日は死に瀕している状況で、母親との楽しい会話も体動も殆どしなかった。

施術が終わり、私が挨拶をして病室を出ようとすると、

ベッドで休まれていたKさんが、

突然むくっと起きてベッドサイドに座り、深々と私にお辞儀をして下さった。

私は、それが最後の挨拶であることが理解できた。

私は、関節リウマチのKさんの母親の施術を在宅で定期的にしており、
“母をよろしくお願いします”と、言わんばかりの挨拶のようにも感じた。

Kさんは、翌日他界した。

最期までアロマの施術を希望されたKさん。

私の施術が少しでもお役に立てたことを願い、

今後は残されたお母様の施術をすることで、

グリーフケアになればと思う。


病気の方の施術は、医療的なアロマの施術が出来る アロマセラピストを選んで下さいね!

胃がん末期の男性の患者さんに、アロママッサージを受けさせようと、
奥様が、間違ったエステティックアロマセラピストを選択してしまった症例を報告します。

ある日、訪問看護師さんから私に
アロマセラピーの施術依頼の電話が入りました。

40歳代男性、胃がん末期の患者さん、
下肢全体の浮腫と抗癌剤の副作用で
下肢のいたるところが傷になり潰瘍化し始めています。
訪問して施術をお願いします」と。

私が患者さん宅に初回訪問の電話をしたところ、

患者さんの奥様から
「私の友人でアロマセラピストがいますので、友人に施術をしてもらいますから、
来ていただかなくても大丈夫です」と、
お断りの返事でした。

私はこの返事を聞いたとき、
がん末期患者さんの下肢浮腫の施術ができるセラピストであるか気になりましたが、
奥様の友人とのことで何も言えませんので、
施術依頼を下さった訪問看護師さんに、奥様が施術をお断りされたことを報告しました。

翌日、心配が的中。
訪問看護師さんから連絡があり、
「奥様の友人のエステティシャンのアロマセラピストが下肢の施術をして、
本人が足全体が痛くてつらいという連絡があり、
今から訪問して来ます・・やっぱりです」と、連絡がありました。

この事例の問題は、浮腫・痛み・しびれなどの症状がある場合に、
医療的な知識が乏しく、医療的なアロマの施術の方法の指導を受けていない、
臨床経験の乏しいアロマセラピストから施術を受けることです。

このような重度の症状がある場合は、
医療的なアロマの施術の訓練を受けた、
医療従事者のアロマセラピストによる施術をお勧めします。

アロマセラピストであれば誰でも同じではありません。

もし、がん患者さんがアロマトリートメントを受けたい時には、
安心して受けられるアロマセラピストであるかをご確認下さい。

 

膵臓がん末期のKさんの自宅での看取り


チーム医療をしている訪問看護ステーションの看護師さんから
訪問アロマの依頼の電話が入った。

75歳男性、すい臓がん末期で腹膜播種の患者さんです。
胸水と腹水が貯留して、左上下肢の浮腫があります・・」と。

患者のKさん宅に連絡して、9月5日初回訪問をした。

Kさんは、意識もはっきりして自分のことをしっかりと話されていた。
Kさんの症状をご本人と奥さんに聞き、施術プランを立て、

頭皮⇒デコルテ⇒上肢⇒腹部⇒下肢(アロマトリートメントとリフレクソロジー  頭皮の施術)の順で50分の施術を行った。

途中からKさんは
眠りはじめ、
施術が終わりKさんに「お疲れ様でした」と声をかけると、

「気持ちよかった・・・背中はやらないの?」、
更なる施術のご希望を言われたのには、ちょっとびっくりした。

と言うのは、
Kさんの状況が身体全身の廃用性浮腫による沈下性の浮腫がみられ、
死に瀕した状態であったからです。

Kさんは腰痛がないと、施術前に確認していたので、
背部のアロマトリートメントは不要と思っていました。

Kさんのしっかりした施術希望の言動に思わず、
「では、少ししますね」、と答えて
右側臥位で10分程腰部の施術を行いました。

施術を見ていた奥さんと娘さんは、

「気持ちよさそうだったね、よかったね・・」と。

施術直後にKさんから、
「1週間に1回はマッサージをしてほしい・・」と、希望し、予約をされたが、
Kさんの状態は、1週間後には他界している可能性が高いことを私は感じていた。

 9月8日訪問看護師さんから電話があり、

本日、午前2時に穏やかに他界されました・・」、と報告を受けた。

たった1回の施術であったが、看取りの状況をうかがいたく後日電話をすると

奥さんから、
「亡くなる4時間前(午後10時ごろ)に娘二人と挨拶をして夫は寝ました。
4時間後、いびきをかいてそのまま穏やかに亡くなりました。

苦しさや痛みも全くなく、家族にも負担をかけず、
最期の挨拶も家族とできて、見事な亡くなり方でした。

施術をしていただいた後は、おしっこが一杯出て、便も出ました。
体重を測ったら2kg減っていて、良かったです。

もう1回、受けさせてあげたかった・・」 

とのお言葉でした。

訪問看護師さんからの報告では、

ずっと、家族はピリピリした感じでしたが、
9月7日に訪問した時には、穏やかな奥さんとご本人と娘さんたちで
笑いがありました。

アロマの施術後が、今までで一番よかったです・・
」 と。

他界後、奥さんと訪問看護師さんからの報告から、

1回の施術ではありましたが、
訪問診療医、訪問看護師、訪問アロマのナースセラピストがチームを組んで、
穏やかな看取りができたことは、とても嬉しいことです。

16年間、在宅での看取りをチームで取り組んでいます。

在宅で苦痛もさほどなく、穏やかに看取れるのは、
よいチームメンバーが集まり、各々の職種が専門性を発揮して、
ご本人の辛い症状や、ご家族の不安や、心配の気持ちを
一つずつ和らげていくことで可能となります。

介護アロマ

私は、認知症デイサービスで看護師として週1で勤務しています。

その目的は、
認知症デイサービスにアロマセラピーを導入すること です。
ケアワーカーさんにアロマセラピーの芳香浴の方法や、

手や足のアロマトリートメントの  手技を指導して、

ケアワーカー自身が認知症高齢者にやさしい気持ちで施術をすることで、
お互いの信頼関係の構築、心身の緊張緩和、

さらに転倒予防につながるケアの1つになることです。

8月9日の活動

認知症デイサービスで、少年のように可愛らしかった男性

AM10:00~11:00 私は、元気にイキイキと過ごすための
運動を担当します。
 
それは、ストレッチ体操、下肢バランスアップ運動、
かめさん体操、じゃんけん体操、 指の体操などの
様々な体操です。

その運動の中に私独自のアロマセラピーの方法を
取り入れます。

まず、運動の前には、精油を使用した芳香浴を行います。

今回は、運動の最後に認知症高齢者とケアワーカーが
電車のように、みんなが1列に椅子に座り、

前に座っている方の背中を優しくマッサージをするタッチケア
を数分間行いました。

まずは、優しく背中をマッサージする方法を全員に指導してから
始めました。

みんなとてもスムーズで優しい気持ちが伝わるようなタッチで、
全員の背中がどんどん暖かくなって、血行が良くなるのを
感じました。

 終了後、認知症高齢者の男性に「どうでした?」と尋ねると 
「良かったよ!」

と答え、中には「生まれて初めて女の人の背中を触ったよ・・」 
とニコニコしながら

話す顔は、子供のような優しい表情で、とても印象的でした

その後に、脳トレーニングの計算ドリルをしている姿は、

学生が机に向かって

一生懸命算数を解いている感じで、とても可愛らしかったです。

ケアワーカーや私も楽しかったです。
💛次回もタッチケア続行です💛

ブログを始めました

ブログを始めました。


医療福祉現場でのアロマやスクールの様子をお知らせしたいと思います。
ブログのアドレスは、
http://izumiaroma.blog.fc2.com/

宜しくお願いします!


所澤いづみ著書

高齢者へのアロマセラピー ―日々の看護・介護ケアに取り入れる
2,592円
出版社: 日本看護協会出版会 
 




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