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悪性リンパ腫の患者さんへのアロマトリートメント

在宅の終末期・悪性リンパ腫の患者さんへの

        アロマトリートメント

                              所澤いづみ

 

アロマの事例を紹介します。

 

在宅の終末期の脳原発悪性リンパ腫の患者です。

 

82か月(20101月~20182月現在)で、

 

206回施術をしています。

 

 

初回施術時は、ほぼ寝たきり状態で、病院医師から

 

「着地の方法を考えて下さい」と言われたそうです。

 

(※「着地方法を考える」とは、「死をどのように迎えるかを考える」という意味です)

 

 

家族は、病院治療を拒否して在宅療養を選択し訪問診療

 

が開始されました。

 

主治医から浮腫と下肢痛でアロマトリートメントの施術

 

依頼が入りました。

 

 

当初、患者さんは歩行ができませんでしたが、現在は、

 

2本を使用して家族と一緒に外出し、手芸などもして

います。

 

20182月主治医から「画像上は、マスは消失している。」と言われています。

アロマセラピーによるリラクセーション

下記は、20182月に横須賀市医師会主催のフォーラムで講演した内容をまとめ、横須賀市医師会報(H305月)に掲載されています。

ハンドトリートメントの時には、医療アロマコース卒業生の森本由恵さんと青木憲子さんが、私と一緒に指導をしました。

 

                三浦半島隣接地区在宅医療多職種連携研修会

                  ちょっと一息!みんなあつまれフォーラム

 

           テーマ:アロマセラピーによるリラクセーション

                           所澤いづみ

 

私が20歳代の若かりし看護師時代、病院勤務する中で、脳梗塞後遺症による四肢拘縮患者の体交時に苦痛を与えず、拘縮症状を少しでも和らげる方法はないかな?

と考えていました。

 

2000年に医療的なアロマセラピーに出合い、プロのアロマセラピスト&リフレクソロジストの資格を取得し、施術を行い早18年が経過しました。

 

今であれば、アロマケアで拘縮患者に痛みを与えず、拘縮を少しでも和らげることができます。

 

アロマセラピーは、大きく芳香浴とアロマトリートメントに分けることができます。

アロマの精油の香りは、脳にダイレクトに働きかけます1)

よい香りを嗅ぐことによる脳への刺激と、アロマトリートメントにおいて、

施術を受ける側と施術をする側が同時にリラクセーション効果の恩恵にあずかる

ことができます。

 

さらに、長年の患者への施術経験を通じて言えることは、心身の緊張を和らげ、

それにより痛みなどの症状を緩和することができることです。

 

その人にとって“よい香り”をかいだ時はリラックスします。しかし、鎮静作用がある精油でも個人の嗜好性の相違や偽和精油の場合は、効果は減ります。

 

なので、疲れ果てている自分を癒すときには、自分が好きな落ち着く香りを選択し、逆にパソコンにかじりつき頑張らないといけない時は、活性化する精油をティッシュに12滴たらしてかぐことも良いです2)

 

私がアロマセラピストになって心からよかったと思うことは、アロマを用いて大事な家族のケアができることです。

認知症だった両親に最期まで手足などの施術ができました。

 

脳血管性認知症の父は最期まで「生きかえるようだな」と嬉しそうでした。

 

アルツハイマー型認知症の母は、足の施術をすると5分程で気持ちよさそうに眠ってしまい、その母の顔を見ていると幸せな気分になりました。

身体に触れることで、愛おしく感じるのです。



次回は、悪性リンパ腫の患者様へのアロマケアをご紹介します。



医師会会報 チラシ2018-2



認知症デイサービス 勤務最終日のサプライズ

認知症デイサービス 勤務最終日のサプライズ

  

 

私は、認知症デイサービスに19か月看護師として勤務して、介護ケアの1

としてアロマトリートメント(アロママッサージ)を導入しました。

 

介護ケアスタッフが、認知症高齢者の手や足にアロマオイルやアロマクリームを

用いてアロママッサージをするのです。

 

*前置きはこのぐらいにして、最終日のサプライズに入ります。

 

認知症デイサービスで、午後3時になりました。

まず、調理担当スタッフが、手作りパウンドケーキを切り分けてテーブルに置きました。

 

デイサービス管理者が、

「所澤ナースは、今日で最後です・・。」と、言った途端、男性利用者が、

突然、涙を流して「もう、来週から来ないよ。」と言うのです。

 

私は、“そんなこと言わないで”と、その利用者の両肩に手を置きました。

別の男性利用者は「やめるなんて、ビックリしたよ!」と言うのです。

 

私はこの時、利用者の驚きの反応や表情にびっくりしました。

私のために、涙を流して下さったのです。

 

認知症の方は、本当に繊細で細やかな気持ちをもっていらっしゃいます。

 

次に、管理者が「今日で最後だから、何かしましょう!」と言うと、

男性利用者Nさんは、いつも吹いてくれるハーモニカをカバンから取り出し、

涙を流しながら演奏をして下さいました。

 

その演奏が終わると、

他の男性利用者SさんとTさんが、大きな素敵な声で詩吟を1曲ずつ吟じて下さい

ました。

 

次に、女性利用者2人は、“みかんの花”を率先して歌い始めて、

利用者や介護スタッフのみんなが合唱して下さいました。

 

私は、利用者のみなさんの自主的な反応にビックリしたと同時に、

とってもとっても嬉しかったです。

 

人生の中で、こんなに暖かく、優しい思いと気持ちを受けたのは、そうそうないと思ったぐらいでした。

 

介護ケアにアロマケアを導入したことは、間違ってはいない!!

 

アロマトリートメントで、その人に触れることは、

その人を大事にしている、大切にしていることが、

施術する手を通して、施術を受ける側に伝わるのです。

 

認知症デイサービスでのふれあいと関わりは、とっても楽しかったですし、

笑顔と笑いが絶えず、とっても

かけがえのない人生の思い出となりました。

 

“素敵な思い出をありがとう! ありがとう!”

❀❀

介護アロマ 2017-11

認知症デイサービスで導入したアロマケア

認知症デイサービスで導入したアロマケア

   

私は、認知症デイサービスでアロマセラピーを介護ケアとして導入しました。

 

導入した目的は、認知症デイサービスにおいてケアワーカーや看護師が、精油などの知識を学び、

手足の施術手技を学んだ上で、認知症高齢者に対し、

手や足のアロマトリートメンを行うことです。

 

日頃からケアしている介護スタッフがアロマケアを行うことで、

より深いコミュニケーションと信頼関係を築き、

さらに、手足の循環改善と筋緊張を和らげることで

転倒予防につながるケアとなることが考えられます。

 

この新たなアロマケアにより、利用者、ケアワーカーや看護師、みんなの笑顔が増え、楽しいひとときがもてるようになりました。

 

ご家族様からの連絡ノートに、

“主人がアロマを楽しみにしています。

そのことをニコニコしながら話してくれました・・”など、

 

はじめ施術を受けることを遠慮していた利用者やご家族も、施術回数を重ねていくことで、

感謝の言葉が連絡帳に記されていることが多くなりました。

 

さらに、ケアワーカーは、利用者とコミュニケーションを持ちたいと思う時に、

手や足のアロマトリートメントを率先して行うようになりました。

 

優しい気持ちで行うアロマトリートメントを拒否する認知症高齢者はほとんどいません。

それは、日頃からケアしている慣れた関係性があるからと言うことと、優しさのあるアロマトリートメントだからです。

優しく触れるケアは、受ける側もする側もリラックスして、心身の緊張がゆるんでいきます。

 

しかし、導入に至るまでには学びが重要です。

そのために私は、認知症デイサービスで週1回看護師として勤務して、ケアワーカーや看護師に精油などの座学の学びと手足のアロマトリートメントの手技などを一人6回指導しました。

 

アロマ導入に対し、全員の介護福祉士と看護師が前向きに、“学びたい”との気持ちがあったので、スムーズに学びに至りました。

 

私は、看護師として19か月認知症デイサービスで勤務し、アロマセラピーを介護ケアの1つとして導入する目的を果たしたので、20181月末で退職しました。

 

認知症デイサービスでのアロマセラピーを通じた認知症高齢者とのふれあいと関りは、とっても楽しかったです。笑顔と笑いが絶えず、とってもかけがえのない人生の思い出となりました。

介護スタッフの皆様に感謝しています。

 

さて、私には次の目的があります。

それは、認知症高齢者のデイサービス、グループホームや施設に勤務しているケアワーカーの介護スタッフの方々に介護ケアとしてのアロマセラピーを指導し、導入することです。

 

認知症の方は、とても繊細で、様々なことを本当は理解しています。が、短期記憶障害が病状的にあるので、すぐ忘れてしまうのです。また、様々な周辺症状も、その人なりの理由が必ずあるのです。人格を尊重して関わることが最も重要です。

 

*私は、父が脳血管性認知症、母がアルツハイマー型認知症で亡くなりました。10年間介護しましたし、亡くなるまでアロマトリートメントができたことは、両親も私も幸せでした。

 

認知症高齢者の方を介護者の方が虐待してほしくないのです。その予防のために、アロマセラピーは、貢献できると思います。

一緒に取り組みましょう!!

アロマの関りで笑顔になった認知症高齢者

アロマの関りで笑顔になった認知症高齢者

    ~認知症デイサービス編~

 

 

認知症デイサービスを利用している70歳代女性Yさんの

お話です。

Yさんは、デイサービスに来ると、

いつも室内を動き回っていることが多い方です。

 

Yさんは、細かなことに気がつく主婦であったのか、

デイサービスの洗面所が濡れていると、

置いてある布巾で何度も何度も拭いてくれます。

 

しかし、きれいになっていないことがあり、

Yさんなりの拭き方があるのかな?と思います。

 

動き回る時、ときどき独り言を言いながら、

テーブルにある小さなゴミを拾ったり、

幻視があるのか、何もないのに何かを拾う動作も

よく見られます。

このような動きをずっと続けていますが、

人に危害を加えることもないので、

声をかけながら見守りをしています。

 

しかし、休まず落ち着きもなく動き回ることで

Yさんは疲れてしまい、時折、身体が極度の緊張状態になり、

顔の表情が硬くなることが分かりました。

このような時は、食欲もなくなるのです。

 

午前中に動き過ぎている日は、午後に看護師やケアワーカー

が、手か足のアロマトリートメントを行うようにしました。

 

施術をするようになってから、椅子に座って色紙などを

さわり落ち着いて手仕事をしたりすることができるように

なってきました。

 

施術を拒否することはなく、気持ちがよいと感じているので

はないかと思います。

 

ある時、ソファに座ってもらい、足部~ふくらはぎまで

アロマトリートメントを行っていると、

 

Yさんは、途中で大きな深い呼吸をしながら「私もうダメ」

と言って、自らソファに横になり眠り始めました。

 

ぐっすり1時間近く眠り、

ケアワーカーがおやつの時間だからと起こすと、

Yさんの顔はすっきりとして、

緊張がほどけたような穏やかな表情になっていました。

 

アロマトリートメントを受けるようになって変化したこと

は、室内徘徊の動きが少なくなり、

椅子に座っている時間がもてるようになりました。

 

また、声をかけると、

Yさんなりの考えで返答してくれるようになり、

会話が成立するようになりました。

 

私は朝、「Yさん元気?」と声をかけ、

ニコっとした笑顔で「元気よ!」と静かに答えてくれる

Yさんの顔をみることが、とっても楽しみです。

 

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